SEO対策とサイトコンテンツ
先日、SEOに関する記事「 SEO対策の調査をしていてわかったこと」で基本的なSEOに対する考え方を書かせて頂きましたが、「じゃぁ、具体的にどんな方法があんのよ?忙しい人のために簡潔に教えて」という声が聞こえてきそうです。
そこで、私なりに自己整理を含めて、内部施策としての基本的な5点を簡単にまとめてみる事にしました。
【基本的なSEO内部施策】
1.自身のWebサイトの目的を洗い出す
2.検索者の立場になってキーワード等を調査する
3.キーワード等のマッチングを行う
4.確定したキーワード等を基にサイト構成を考える
5.効果測定結果から常にキーワード等の見直しを行う
基本的には、上記の永久ループです。一度設定して「ハイ、終わり!」ではなくて、検索者を常に適切にサイト誘導できているかを確認し続ける必要があるのです。
また、実際には個々の目的次第で設定すべきメタタグ設定や配置すべきコンテンツ構成などが変化してきますので、本当に具体的な内容は自分で考える必要があるのです。
ここまでで「SEOって面倒だなぁ」と思った方も多いと思いますが、正直に言って面倒です。
ちゃんとやろうとすればするほど、SEOを全く考えていなかった時に思い描いていたサイトデザインとかけ離れていく訳で、私も「Webサイトを作り直した方が早いんじゃ?」なんて思い始めています。
ですから、考えるのが面倒だと思うならいっそ信頼できるSEO会社に任せてしまうのもアリなんじゃないかと思いますね。
しかし、当サークルには、もちろんそんな資金は無い訳で、今あるコンテンツを少しずつ修正して適正化していくしかありません。(SEOを考えた上での新しいWebサイトを作るにしても、時間と多大な労力が必要ですからね・・・^^;)
また、今あるサイトを使った検索エンジンの適正化をする事によって、色々実験も出来ると思うので、今後はそういった実験結果をちょくちょく書いていこうかと思っています。
【検索キーワードと情報濃度の関係】
本日までの私自身の効果測定上では、Googleさんは情報が分散すればするほど、検索順位が落ちていく傾向にあるようです。サイトキーワードやディスクリプション設定はもちろんの事ですが、掲載情報の濃度というのが、重要視されているようです。
例えば、検索キーワードに「ノベルゲーム」という言葉を入れたとしても、本文やタイトル内で「ノベルゲーム」に関する記述が見当たらなければ、Googleさんの検索エンジンは「情報価値が低い」と判断するようです。
つまり、キーワードと内容が合致して初めて「情報価値が高い」と判断されるようです。
ですから、出来る限りキーワード設定やディスクリプション設定に合わないような内容を、サイトコンテンツとして掲載するのは避けた方が良いと言えます。
【本記事のまとめ】
効果測定による検証結果から、基本的には「キーワード等のメタタグ設定とコンテンツは、原則として1対1の関係であるべき」だということが分かると思います。
つまり、効果的なSEO対策の施されたコンテンツというのは、「ページ毎に内容とメタタグ設定がされているWebサイト」という事になります。
ちなみに、CMSであるWordPressは、内容面でSEO対策を考えた設計となっていますから、内容についてはお任せしても良いと思います。
しかし、メタタグの設定などはテンプレート化されて同一のものが設定されてしまっているので、WordPressを使ったサイトを構築する場合は、個々のページのヘッダを書き換えて更なる検索エンジン最適化を検討した方がいいでしょう。
(※ヘッダーをテンプレートで出力するようにしているサイトも同様)
SEO対策には、この他に外部施策もありますが、次回の「SEO対策」の記事を書く時にさせて頂きたいと思います。